ファイルを保存する Workbook.SaveAsメソッド



SaveAs(FileName, FileFormat, Password, WriteResPassword, ReadOnlyRecommended, CreateBackup, AccessMode, ConflictResolution, AddToMru, TextCodepage, TextVisualLayout, Local)

Workbook.SaveAs はワークブックファイルを保存するメソッドです。
引数を指定することでファイル名、書き込みパスワードの設定、ファイル形式(拡張子)の設定や読み取り専用推奨の設定などができます。

名前 説明 備考
FileName (ファイルパス+)ファイル名 String 必須
FileFormat ファイル形式(拡張子) XlFileFormat 既定:
開いてる
状態のまま
Password 読み取りパスワードの設定 String
15文字以内
既定:
設定なし
WriteResPassword 書き込みパスワードの設定 String 既定:
設定なし
ReadOnlyRecommended 読み取り専用推奨の設定 String 既定:
設定なし
CreateBackup バックアップ ファイルの作成有無 True or False 既定:
False
AccessMode アクセス モードを指定 XlSaveAsAccessMode 既定:
xlNoChange
ConflictResolution 共有ブックが更新時
競合した場合の処理方法
XlSaveConflictResolution 既定:
随時確認
AddToMru 最近使用したファイルの
一覧にブックを追加
True or False 既定:
False
TextCodePage Excelでは使用不可 - -
TextVisualLayout Excelでは使用不可 - -
Local ファイルの言語設定 True(Excel) or
False(VBA)
既定:
False
引数一覧


例)CSV形式で保存
Sub SaveAs1()

  'アクティブなワークブックをファイル名を指定して
  'csv形式で保存する
    ActiveWorkbook.SaveAs Filename:="Testfile", _
    FileFormat:=xlCSV

End Sub
※ファイル名のみ指定した場合は現在開いているファイルと同じファイルパスの場所に保存されます。

例)エクセル97-2003形式、書き込みパスワードを1234と設定して保存
Sub SaveAs2()

    'アクティブなワークブックをファイル名、書き込みパスワードを指定し、
    'xls形式で保存する
    ActiveWorkbook.SaveAs Filename:="Test2", _
    FileFormat:=xlWorkbookNormal, WriteResPassword:="1234"

End Sub

FileFormat:=xlWorkbookNormal でExcel97-2003(.xls)になります。
Excel2007以降のバージョンでFileFormat:=xlWorkbookDefault と指定するとExcelブック(*.xlsx)になります。